連節条虫とは? わかりやすく解説

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連節条虫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/28 06:39 UTC 版)

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連節条虫
分類
: 動物界 Animalia
: 扁形動物門 Platyhelminthes
: 条虫綱 Cestoda
亜綱 : 真性条虫亜綱 Eucestoda
: 円葉目 Cyclophyllidea
: テニア科 Taeniidae
: テニア属 Taenia
: 連節条虫 T. serialis
学名
Taenia serialis
(Gervais1847) Verster, 1969[1]
シノニム
和名
連節条虫

連節条虫(れんせつじょうちゅう、学名Taenia serialis)は、円葉目テニア科に属する条虫の1種。成虫の体長は20-75cm、体幅3-5mm、頭節には4個の吸盤と額嘴がある。虫卵はエキノコックス属の虫卵との鑑別が困難である。中間宿主ウサギ終宿主イヌキツネコヨーテオオカミジャッカルなど。生活環として、糞便とともに虫卵は外界へと排出され、中間宿主が虫卵を摂取する。中間宿主の腸管で六鉤幼虫に発育し、血行性に筋間、皮下組織に移動し、連節嚢尾虫連節共尾虫Coenurus serialis に発育し、ウサギヒヒヤマアラシ齧歯類などの皮下、筋肉、腹腔臓器、心筋などに寄生する。終宿主には連節嚢尾虫が摂取されることにより移行し、原頭節が小腸粘膜に吸着し、成虫へと発育する。

脚注

参考文献

関連項目





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