豆状条虫とは? わかりやすく解説

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豆状条虫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/28 06:37 UTC 版)

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豆状条虫
豆状嚢虫
分類
: 動物界 Animalia
: 扁形動物門 Platyhelminthes
: 条虫綱 Cestoda
亜綱 : 真性条虫亜綱 Eucestoda
: 円葉目 Cyclophyllidea
: テニア科 Taeniidae
: テニア属 Taenia
: 豆状条虫 T. pisiformis
学名
Taenia pisiformis
(Bloch1780) Gmelin1790[1]
和名
豆状条虫(鋸歯条虫)

豆状条虫(まめじょうじょうちゅう、学名Taenia pisiformis)は、円葉目テニア科に属する条虫の1種。成虫の体長は30-200cm、体幅は4-7mm。ストロビラ側縁は鋸歯状、頭節には4個の吸盤と額嘴がある。虫卵はエキノコックス属の虫卵との鑑別が困難。中間宿主ウサギ終宿主イヌキツネコヨーテネコトラライオンなど。生活環は、糞便とともに虫卵が排出され、中間宿主が虫卵を摂取する。中間宿主の腸管で虫卵は六鉤幼虫に発育し、血行性に肝臓腹腔へと移動し、豆状嚢(尾)虫 Cysticercus pisiformis へと発育する。豆状嚢(尾)虫はウサギネズミリスなどの肝臓腸間膜大網などに寄生し、終宿主に摂取され、その原頭節が小腸粘膜に吸着し、成虫へと発育する。

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脚注

参考文献

関連項目





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