退役後の経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 15:49 UTC 版)
「ジョゼフ・キッティンジャー」の記事における「退役後の経歴」の解説
キッティンジャーは1978年に大佐の階級で空軍を退役した。そして最初に、フロリダ州オーランドのマーティン・マリエッタ社で働いた。 その後もキッティンジャーの気球への関心は消えておらず、1983年にはガス気球の長距離世界記録を樹立し、1984年には、9月14日から18日にかけて、容積3,000 m3 の「ロージー・オグラディ・オブ・ザ・バルーン」号で最初の気球による単独大西洋横断飛行を行った。この飛行距離5,703.03 kmは、AA-10級の記録として、2008年12月現在でもFAI公認のガス気球最長飛行距離記録である。彼は、またゴードン・ベネット杯気球レース(Gordon Bennett Cup in ballooning)にも参加し、1989年には第3位、1994年には第12位となった。 キッティンジャーはオーランドで健在で、ロージー・オグラディ飛行サーカスの飛行演技担当副社長として、今でもコンサルタント兼巡回飛行演技者として航空の世界で活動中である。 2012年のレッドブル・ストラトス(英語版)でプロジェクトアドバイザーを務めることになった。
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