近年のESD研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 03:26 UTC 版)
ESD現象はまだ完全に解明されているものではなく、現実的なトラブルとして電子部品・電子回路で発生しているESD、あるいは装置、システムで発生しているESDはすでに知られている物理理論では説明が難しいケースが発生している。例えばCDEは上記3つのモデルには当てはまらない事象であるとされている。 CDEケーブル放電イベント(Cable discharge events)とは、電線がEMIより誘導を受けて帯電し放電するESD事象である。長いケーブルの寄生容量に帯電するESDトラブルは、LANケーブル、USBケーブルなどの信号線路の他、インバーターやPWM制御でEMIが放出される電力・動力線路でも大きなトラブル要因となっている。
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