軽量構造化とは? わかりやすく解説

軽量構造化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:20 UTC 版)

京王3000系電車」の記事における「軽量構造化」の解説

20編成以降軽量ステンレス構造となっているが、車体外板従来通りコルゲート加工となっている。変更点は、室内ドア隅柱などの工作化粧板継ぎ目の押面の位置などである。外板コルゲート本数は1本少ないため、側窓下コルゲート部までの隙間大きい。後年、側窓とコルゲート部の間に側面帯を追加したが、第19編成までコルゲートの上端2本に貼付された。 東急車輛での強度試験車体供出したデハ3054号と踏切事故により修繕したクハ3758・デハ3108・デハ3058号の4両も同構造の車体がほぼ新製され、手摺り・側ドア・パイプ冷房風洞可能な限り再利用したが、デハ3054号の風洞新製車同等とされた。第8編成の客用扉は破損した以外再利用したが、窓ガラス支持方式がHゴムのものと、デハ3100形用の押さえ支持式、破損不足分の第28・29編成同等新製客用扉が復旧の際にランダムに取り付けられたため、1両の中に複数形態ドア混在する。これらの車両にも窓下に帯を追加したが、連結相手合わせてコルゲート上に貼付されており、帯の位置が低い点が完全新造車異なる。

※この「軽量構造化」の解説は、「京王3000系電車」の解説の一部です。
「軽量構造化」を含む「京王3000系電車」の記事については、「京王3000系電車」の概要を参照ください。

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