軍用無線機の設計と製造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 07:00 UTC 版)
「フランク・コンラッド」の記事における「軍用無線機の設計と製造」の解説
1914年に勃発した第一次世界大戦では中立の立場を取っていたアメリカだったが、1917年4月になり参戦した。ウェスティングハウス電気製造会社は軍へ真空管を供給するほか、アメリカ陸軍通信隊より移動用送信機75台(SCR-69型)と移動用受信機150台(SCR-70型)の設計と製造を受注した。商務省標準局より元陸軍信号隊の技術者ドナルド・G・リトルがこの設計を支援するためにウェスティングハウス社へ移籍してきた。コンラッドはこの時、真空管の使用法を完全にマスターした。SCR-69はリトルとコンラッドが、SCR-70はコンラッドが一人で担当し完成させた。このほか同社では海軍より受信機(SE-1012A型、SE-1414型)の開発と製造を受注している。
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