車内販売コーナー(シーサイドカフェ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 04:38 UTC 版)
「近鉄23000系電車」の記事における「車内販売コーナー(シーサイドカフェ)」の解説
モ23300形には「シーサイドカフェ」と称する壁面にディスプレイを持つ対面式カウンターがあり、リゾート特急の特色を前面に出した構成とした。壁にはデラックスカーと共通のイメージを持つストライプパターンの模様が描かれている。貫通扉付近の壁には志摩スペイン村グッズ展示ショーケースが設けられた。車内販売を行なう上で必要なシンクや給湯器は背面の作業室内に設置し、冷凍冷蔵庫、電子レンジはカウンター付近の壁にビルトインされた。そのほかに、乗降扉付近に観葉植物のための植木鉢(照明機能あり)を設置し、天井には直径844mmの大型円形照明を、また、カウンターテーブル下にイルミネーションランプ24灯を設置し、カウンター横の壁にも照明機能を持たせて「Sea Side Cafe」の切り文字を光によって演出した。 営業運転開始当初は車内販売が実施されていたが、利用客の減少に伴い2002年3月に一旦廃止された。代替として飲料の自動販売機を設置した。その後、車内販売は土日祝日の一部列車で再開されたが、2020年4月11日から営業を休止。同年7月8日をもってそのまま営業終了が発表された。 4号車客室の向かいに位置する客室の出入台も兼ねる シーサイドカフェ全景 貫通路付近の展示ショーケースカウンター内部には冷蔵庫とモニタ イルミネーション
※この「車内販売コーナー(シーサイドカフェ)」の解説は、「近鉄23000系電車」の解説の一部です。
「車内販売コーナー(シーサイドカフェ)」を含む「近鉄23000系電車」の記事については、「近鉄23000系電車」の概要を参照ください。
- 車内販売コーナーのページへのリンク