車内から見た乗務員室跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:00 UTC 版)
「運転台撤去車」の記事における「車内から見た乗務員室跡」の解説
運転機能が撤去されても乗務員室は残っているもの。山陽電気鉄道250形電車の250・251・252・254・256号車、営団1300形電車の1359・1366号車、小田急9000形電車、名古屋市交通局3000形電車、国鉄301系電車のクハ301形・クモハ300形など。使わなくなった乗務員室は、乗客が立ち入り禁止となったままである。このケースは比較的少ない[要出典]が、東武鉄道では8000系・10030系・30000系など多くの車両に見られる。 乗務員室跡に乗客も入れるように整理されたが、乗務員室と客室の間に仕切り壁が残っているもの。阪急によく見られる。 仕切り壁は撤去されたが座席が設置されておらず、立ち席スペースになっているもの。山陽電気鉄道2300系電車など、多くの車両に見られる。 座席まで設置したもの。西武サハ1311形では更新前が3、更新後が4のケースとなった。しかし走行・営業運転に必要な機器が完全に撤去されず、窓上に出っ張った機器が残る場合もあり、先の西武サハ1311形のほか、営団1200形電車・営団1300形電車、阪急5000系電車の初期のリニューアル車、京急800形電車などに見られる。 運転台は業務室に改造された為、出入りが基本的に出来ない例及び完全に閉鎖されたが大きな改造は施さず運転台の撤去のみ施行された例、前者はJR北海道785系電車スーパー白鳥増結編成、後者はスーパーカムイ編成の中間車改造編成 国鉄301系電車の撤去運転台。運転台撤去車にも関わらず、形式は制御車を意味するクモハ・クハのまま。写真はクモハ300-3。 小田急9000形電車。左は運転台撤去車のデハ9301で、貫通扉がありながら幌は設置されなかった。右は未改造のデハ9407。 山陽電気鉄道2300系電車の運転台撤去車3550形(3560番台)(右)
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