蹊陵【ケイリョウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7174号 |
登録年月日 | 1999年 4月 15日 | |
農林水産植物の種類 | はす | |
登録品種の名称及びその読み | 蹊陵 よみ:ケイリョウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 榎本輝彦 | |
品種登録者の住所 | 茨城県土浦市手野町2994番地の3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 榎本輝彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,台湾導入種の自然交雑実生より育成されたものであり,肥大茎の長さがかなり短く,節数が4~5で,根茎肥大の早晩がやや早の食用ばすである。葉の大きさは50~69㎝,凹みはやや浅,葉縁の波は中,葉柄長は100~149㎝,葉柄のとげは少である。花の大きさは中,花弁の地色は白,アントシアニン有無は有,アントシアニンの濃淡は淡,アントシアニンの分布はつま紅,形は広,先端の形はやや丸,完全花弁数は15~24である。地下根茎の節間長は中,肥大茎の肩張りは強,太さは大,長さはかなり短,節数は4~5,分岐肥大茎の肥大程度はやや高,肥大茎表皮の色は淡,皮点は少,肉の硬さは軟である。根茎肥大の早晩はやや早,地下根茎の深さは浅である。「エノモト」と比較して,地下根茎の節間長が長いこと,肥大茎表皮の皮点が少ないこと,根茎肥大が遅いこと等で,「エノモト仁蹊」と比較して,葉の凹みが浅いこと,地下根茎の節間長が長いこと,根茎肥大が遅いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に育成者のほ場(茨城県土浦市)において,台湾導入種の自然交雑種子を採種し,平成4年に実生を養成し,5年に選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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