路線の開業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 05:14 UTC 版)
「スタテンアイランド鉄道」の記事における「路線の開業」の解説
現在のSIRの最初の路線は1860年に開業した。当初はフェリーの乗り換え駅のトムキンスビル (Tomkinsville) から現在島の南部のターミナル駅であるトッテンビル (Tottenville) までであった。そのころボルチモア・アンド・オハイオ鉄道 (Baltimore and Ohio Railroad, B&O) はニューヨーク市街地での旅客と貨物の路線を開発しようとしていた。彼らはニュージャージへつながっていないこの小さい鉄道、SIRを購入した。強力な後ろ盾が出来たことで、トムキンスビル (Tomkinsville) から先北方への延伸が進んだ。B&Oは複線化や硬い岩盤におけるトンネルの建設を支援した。こうして路線は一駅延伸し、島の北東部の角に達した。周辺一帯の地域は島の弁護士の名声に由来したセント・ジョージ (St.George) へと改名され、新設された駅にも同じ名がつけられた。新駅にはマンハッタンとを結ぶ、巨大フェリーターミナル、車両基地、車両移動用の浮き桟橋が設けられた。 1924年8月には島内の3つの旅客路線で電化工事が始まった。
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