足利もんじゃ(栃木県のもんじゃ)焼き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 05:56 UTC 版)
「もんじゃ焼き」の記事における「足利もんじゃ(栃木県のもんじゃ)焼き」の解説
駄菓子屋のもんじゃと同様に、小麦粉と水のみの水気の多いネタを使いクレープのように薄く焼いて食べる。焦がすことはないが、食べた跡を放置して「せんべい」として食すこともある。もんじゃ焼きの語源の一つと言われる「文字焼き」の逸話として「寺子屋で文字を教える際に、薄く焼いた小麦粉の生地に文字を書いた」がある。しかし日本最古の大学、坂東の大学と評された足利学校と関連付けた資料はほとんどない。足利もんじゃには醤油味・ウスターソース味があるが、月星ソース(月星食品)の本社が足利市にあり、昭和後期の太田・佐野・足利周辺のイモ・小麦粉+ウスターソース文化(シュウマイもウスターソースで食す)の影響により、醤油味からウスターソース味が派生したとも考えられる。現存するもんじゃ焼き屋は少なく、その中でも多くは「月島もんじゃ」も扱うが、今でも地域由来の家庭ではこの足利もんじゃをおやつとして出すこともある。
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