貨物取扱の縮小
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:49 UTC 版)
開業以来、貨物業務が中心であったため、旅客業務についても貨物職員が兼任していた。しかし、その後貨物の取り扱いは、徐々に縮小していった。 一旦は、コンテナ貨物の取り扱いも廃止されたが、国鉄分割民営化後の1989年(平成元年)1月19日にコンテナ貨物の取扱いを再開した。 しかし、1997年(平成9年)3月22日からは、貨物列車の発着がない自動車代行駅となった。コンテナホームのみは残されたものの、取り扱う貨物は、拠点駅である名古屋貨物ターミナル駅とのトラック便にて輸送する取り扱いとなった。自動車代行後は、輸送力を柔軟に調整することができるようになり、取扱量そのものは一時的に増加した。 1999年(平成11年)11月1日、コンテナホームは、以前に仕分線であった場所へ移転した。これにより、貨物施設の敷地面積は、4,000平方メートルから1,500平方メートルへと、コンテナ留置個数は350個から120個へと縮小した。これにより捻出されたコンテナホーム跡地は、JR貨物の関連事業用地として、アピタ新守山店・ロイヤルホームセンター新守山店などが入居するショッピングセンターとして再開発された。 2005年(平成17年)には、トラック便も廃止され、臨時車扱貨物のみを取り扱うようになり、貨物列車の発着はなくなった。その後もコンテナホームは転用されることなくそのまま残っている。
※この「貨物取扱の縮小」の解説は、「新守山駅」の解説の一部です。
「貨物取扱の縮小」を含む「新守山駅」の記事については、「新守山駅」の概要を参照ください。
- 貨物取扱の縮小のページへのリンク