警察の警備犬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 18:13 UTC 版)
犯人の追跡などを行う警察犬とは別に設置されており、爆発物の捜索やテロリストの制圧、災害救助などの警備任務を目的として運用されている。 警察犬は全国の都道府県警察に設置されているが、警備犬とハンドラーで編成された警備犬部隊は、警視庁と千葉県警察のみに配備されている。警視庁では、警備犬部隊は警備部警備第二課警備装備第三係に所属している。千葉県警察では、警備部成田国際空港警備隊警備室警備第二課に所属している。 上記のように警備犬は犯人(テロリスト)の制圧や、爆発物捜索犬として爆発物の捜索を行う。また、災害救助犬として被災者の捜索を実施するなど、ハーネスや鈴を付け替えることにより、1頭で複数の任務を行うことが可能である。 警視庁の警備犬部隊は、新潟県中越地震や四川大地震などの国内・海外で発生した災害に救助犬として派遣されている。中越地震では警備犬「レスター号」が投入された。 千葉県警察の警備犬部隊は、成田国際空港において不審物発見の通報の受け、爆発物の捜索を行うことを主要な任務としている。
※この「警察の警備犬」の解説は、「警備犬」の解説の一部です。
「警察の警備犬」を含む「警備犬」の記事については、「警備犬」の概要を参照ください。
- 警察の警備犬のページへのリンク