謝罪・辞任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/16 04:49 UTC 版)
「東京電力原発トラブル隠し事件」の記事における「謝罪・辞任」の解説
8月29日、保安院は会見で東電の不正を報告する。その夜、築舘勝利常務が緊急記者会見を行い、「なお未修理のものが現存するが、安全上問題ないことを確認した」と強調。翌日、南直哉社長は記者会見し、「このような疑惑を生じたのは誠に残念で、社会に深くおわびを申し上げる次第です。」と陳謝。また福島第一3号機、柏崎刈羽3号機で予定していたプルサーマル計画を無期限凍結すると発表した。 9月2日、南直哉社長はじめ、社長経験者5人が引責辞任。会見で南社長は福島第一1号機で日本の法律では許可されていない「水中溶接」での傷の修理を認め、発覚を恐れ、改竄したと述べた。「言い訳になってしまうが、どんな小さな傷もあってはならないという基準が、実態に合っていない。」とも述べた。 辞任する社内・財界の役職氏名年齢社内の役職財界などの役職南直哉 66歳 社長 電気事業連合会会長経済同友会副代表幹事東京商工会議所資源・エネルギー部会長 荒木浩 71歳 会長 日本経済団体連合会副会長 平岩外四 88歳 相談役 日本経済団体連合会名誉会長 那須翔 77歳 相談役 日本経済団体連合会評議委員会議長 榎本聡明 63歳 副社長原子力本部長
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