評論家としてのスタンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:25 UTC 版)
1980年代は、読売ジャイアンツ・阪神タイガース・西武ライオンズのような人気球団や大御所に関して否定的な意見を口にすることが多かった。同時期に三冠王を獲得した落合博満に対しても例外ではなく、落合が中日ドラゴンズの監督に就任後も公然と落合の手腕や態度を否定する発言を繰り返している。江本はさらに、落合が監督を務めていた8年間に「1回しか直接取材していない」と公言したほか、雑誌「EX大衆」2009年9月号などでは理想の監督として森祇晶・原辰徳を挙げ、「巨人が巨大戦力なら中日も巨大戦力」「完全日本一(リーグ優勝して、なおかつ日本一)を三度達成している原監督を評価しないマスコミはおかしい」などと意見を述べている。逆に選手時代は人気の高かった原よりも、日の目が当たらなかった落合を高く評価していた。 江川卓を批判することも多い。江川は江本から見て法政大学野球部の後輩に当たるが、自著の中で江川がもともと2部へ入学し、後に1部の学部に転籍したことを挙げて「法政大学のOBとは認めない」と記すなど批判している。ただし、1981年のシーズン終了後に江川ではなく成績次点だった西本聖が沢村賞を受賞したことに対しては「おかしい」 と述べている。
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