評価レベル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 08:02 UTC 版)
AQのレベルは『CORE』という4つの要素の組み合わせによって決まる。4つの要素とは、「コントロール(Control)」「責任(Ownership)」「影響の範囲(Reach)」「持続時間(Endurance)」である。 AQのレベルは以下の5段階に分類される。 レベル1 逃避(Escape)……逆境に立ち向かえず逃げようとする レベル2 サバイブ(Survive)……なんとか生き残ろうとする レベル3 対処(Cope)……とりあえず対処をする レベル4 管理(Manage)…… 逆境を最善の方法で管理し解決しようとする レベル5 滋養(Harness)……ピンチをチャンスに変え、逆境をもとにさらなる飛躍を目指す 一般的に企業や組織の経営を成功に導く経営者やリーダーには、レベル4以上のAQが求められている。よりAQが高い人材の方が成功する確率も比例して高いと言われている。 AQは持って生まれたものではなく、トレーニングや経験した試練の数や大きさ、乗り越えてきた経緯などによっても鍛えることがでや「きる。逆境に耐えぬく力を養うことは組織の一員としてはもちろんだが、個人としても人生の中で大いに役に立つものである。こういった考え方をベースに、AQを人事研修などで取り入れている企業も多くある。 レベル5のAQをコトワザで表現すると、「雨降って地固まる」「失敗は成功のもと」となる。
※この「評価レベル」の解説は、「逆境指数」の解説の一部です。
「評価レベル」を含む「逆境指数」の記事については、「逆境指数」の概要を参照ください。
- 評価レベルのページへのリンク