設計と機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/05 09:09 UTC 版)
直径0.66mの球形で、幅1.4mの4枚のソーラーパネルが設置されている。また、4つの科学機器が備えられている。 三軸一致無指向性比例係数望遠鏡 - 太陽エネルギー粒子線を検出し、地球に捕らえられた放射を観測する。E > 75 MeVの光子、E > 13 MeVの電子を検出できる。 磁気センサ - 地磁気境界付近、惑星間空間の磁場を測定する。1マイクロガウスから12ミリガウスの磁場を測定できる。1つのコイルがスピン軸に垂直な磁場を測定するように機体に取り付けられた。測定結果は、アナログとデジタルの両方で出力される。 電離箱とガイガー=ミュラー計数管 - 宇宙線を測定する。探査機のスピン軸に垂直に取り付けられた。 流星塵運動量分光計 - 2つの振動板とマイクロフォンから構成される。流星塵の粒子を検出し、それらの運動量を測定するために用いられた。
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