記田町とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 地名 > 記田町の意味・解説 

記田町

読み方:キダチョウ(kidachou)

所在 兵庫県神戸市灘区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒657-0034  兵庫県神戸市灘区記田町

記田町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 09:38 UTC 版)

日本 > 兵庫県 > 神戸市 > 灘区 > 記田町

記田町(きだちょう)は、兵庫県神戸市灘区町名。現行行政地名は記田町一丁目から記田町五丁目。郵便番号は657-0034。(地図 - Google マップ

地理

住宅地国道2号沿いは4,5階建てのビルが多い。戦後に家が建ち始めた。[1]東は石屋川を挟み東灘区御影石町、南は東灘区御影塚町、西は高羽川を挟み友田町、北は国道2号を挟み徳井町。東から順に一~五丁目がある。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、記田町3-1-29の地点で23万円/m2となっている。[2]

歴史

明治初期の字限図では現在記田公園になっているところは徳井村字前田、記田は「シル田」と帰されており、『神戸の町名 改訂版』ではこれを泥の深いジル田の事であるとしている[3]。また、明治8年の改組の際に、これを嫌って「記田」と充てた際に「キダ」に呼び換えたらしいとしている[3]

その他の小字に西ノ上、馬場先、四ノ坪、五ノ坪があり、四ノ坪・五ノ坪は条里制の名残だろうとされる[3]。明治8年の改組の際同時に字平田を南北に分割して南半分を前田とし、北半分はカシ田・本カリ屋とともに下小田中(しもこだなか)となり、昭和11年に記田と前田で記田町となった。

一方『灘区の町名』では「北が気田あるいは喜田、記田と表記されてきたか、ケタ(ガケの上)の転化したものだろう」と言われている[4]

沿革

人口統計

  • 令和2年国勢調査2020年10月1日)における世帯数1,001、人口2,238、うち男性1,049人、女性1,189人[5]
  • 平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)における世帯数791、人口1,868、うち男性940人、女性928人[6]
  • 昭和63年(1988年)の世帯数607・人口1,657[1]

脚注

参考文献

  • 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6 
  • 灘区役所広報相談課 編『灘区の町名』灘区役所広報相談課、1976年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。 ISBN 978-4040012803 


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「記田町」の関連用語

記田町のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



記田町のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日本郵政株式会社日本郵政株式会社
Copyright (C) 2025 JAPAN POST SERVICE Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの記田町 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS