観光鵜飼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 07:37 UTC 版)
鵜飼見物は平安時代には既に知られていたが、現代のような形式の観光鵜飼は江戸時代末期に成立した。特に長良川、肱川、三隈川の鵜飼は観光鵜飼船の数が多く三大鵜飼と呼ばれている。 観光鵜飼の多くは自治体(市)が運営しており鵜匠は自治体職員であることが多い。長良川鵜飼と小瀬鵜飼は宮内庁式部職の鵜匠によって行われている。 観光鵜飼は川の中流域に設定されることが多く(有田市や岩国市などの鵜飼の場は下流域に設定)、川幅が広く流れが緩やかな場所で行われる。時期は夏期を中心に開催され屋形船に乗って観覧する。
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観光鵜飼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 20:26 UTC 版)
見所なのは「狩り下り」といい、鵜匠が乗る鵜船と観光客が乗る屋形船が一緒になって下るため、間近で鵜匠の鵜を操る手縄さばきや鵜が鮎を捕る姿が見られる。尚、長良川鵜飼や木曽川うかいと異なり、屋形船での食事は無い(漁場へ向かう途中の船内で弁当はある)。鵜飼自体を楽しむものである。 小瀬鵜飼の特徴としては、以下の点がある。 回りは一面山で道路や照明が無く、明かりは篝火、ろうそくのみの漆黒の舞台で行われる。 鵜飼開始前の鵜匠の準備風景や、廻し場という鵜匠の打ち合わせ場所、終了後の片付け風景を見学が可能である。 狩り下りでは、鵜飼船と屋形船が一緒になって下るので間近で様子が見える。 静水ではなく、鮎漁本来の姿、瀬を下りながら漁を行う。 鵜飼船、観覧用屋形船ともに動力を持たない手漕ぎ船である。
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