見込み開発された汎用ソフトウエアとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 00:39 UTC 版)
「パッケージソフトウェア」の記事における「見込み開発された汎用ソフトウエアとして」の解説
業種・規模を問わず多数の企業・組織で共通する業務(財務会計や給与計算など)や、業種内(製造業、卸売業、小売業、不動産業、自治体、学校、病院など、さらに「自動車製造業の試作・設計」、「建設業の進捗管理」、「金融業の与信管理」など)おのおので共通するビジネスモデルについて、多数の企業で汎用的に利用できるソフトウエアを目論み、開発・販売される。 「パッケージソフト」又は、単に「パッケージ」と略され、もしくはプログラム製品、プログラムプロダクト(program product、略してPP)とも呼ばれる。 各企業・組織において、パッケージソフトそのままの機能では自組織の業務に合わない個所は、カスタマイズを行ったり、プラグイン方式で機能追加を行ったりする。 コンピュータの低価格化などによりパーソナルコンピュータ(パソコン)が個人に普及し、伴ってワープロソフトや写真編集ソフトのような個人向けの市販ソフトが多数流通しており、企業向けシステム以外にもこれらを含めて称することが多い。 パッケージソフトウエアを利用せず、目的のシステムを独自にいちから制作する開発法を「スクラッチ開発」と呼ぶ。オフコン時代など、パッケージソフトウエアが普及するまでの時代では、こちらが主流であった。 いわば、パッケージソフトウエアは既製品(見込生産品)であり、スクラッチ開発品は受注生産品である。
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