複合構造の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/15 08:41 UTC 版)
各材料の長所の組み合わせによる短所の補完および断面性能の向上。引っ張りに弱いコンクリートを鋼で補い、圧縮により座屈する恐れのある鋼をコンクリートで補うことができる。また、合成することにより、断面二次モーメントなどの断面定数が増加する。 鋼でコンクリートを覆うと、コンファインド効果により部材の耐力が上昇する 支保工や型枠を本体構造に利用できるため、施工性が向上する 材料を適切に配置することにより構造の軽量化が図ることができるため、広いスパンの構造に用いることができる。 防音、防振、耐火性や耐震性能などの面で高品質・高性能な構造とすることができる 複合化による補修・補強性能の向上 再利用・再使用の観点で有利とは言えず、環境負荷低減が今後の課題である
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