袴着

デジタル大辞泉

はかま‐ぎ【^×袴着】

読み方：はかまぎ

幼児が初めて袴をつける儀式。古くは3歳、後世では5歳または7歳に行い、しだいに11月15日の七五三の祝いとして定着。着袴(ちゃっこ)。

歴史民俗用語辞典

袴着

読み方：ハカマギ（ｈａｋａｍａｇｉ）

平安貴族の通過儀礼の一。

別名 袴著、着袴、著袴

世界宗教用語大事典

はかまぎ 【袴着】

日本で、幼児に初めて袴を着せる祝儀。初め公家の行事だったが武家に移り、後代庶民にも行われる。三歳で行うが、五歳・七歳のもある。腰ひもは一家の長老か名望ある人が結び、神社に参った。

季語・季題辞典

袴着

読み方：ハカマギ（ｈａｋａｍａｇｉ）

童児がはじめて袴をはく祝儀

季節 冬

分類 人事

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

袴着

読み方：ハカマギ（ｈａｋａｍａｇｉ）

初演 寛文8.12(江戸・松平大和守邸)

ウィキペディア

袴着

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袴着（はかまぎ）もしくは着袴（ちゃっこ）は、幼児の成長を祝い、初めて袴を着せる儀式である。

概要

平安時代に貴族の間で行われた。時代を経てのちに武家、さらに庶民の間にも行われるようになった^[1]。古くは男女の別なく3 - 7歳の間に行い^[1]、江戸時代以降5歳男児のみの風習となり、時期は次第に11月15日に定着^[2]、七五三の風習の一環となった^[2]。

源氏物語においては、光源氏と明石の御方との間の娘である明石の姫君が、源氏の北の方である紫の上のもとに引き取られた後、源氏の娘であることのお披露目として行われている。

脚注

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出典

1. ^ ^{a b} ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『袴着』 - コトバンク
2. ^ ^{a b} デジタル大辞泉『袴着』 - コトバンク

Weblio日本語例文用例辞書

「袴着」の例文・使い方・用例・文例

• 袴着の儀式における,腰結いという役目
• 袴着という,幼児から少年少女に成長することを祝い,初めて袴を着ける儀式