薬物動態相互作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 16:21 UTC 版)
「カンナビジオール」の記事における「薬物動態相互作用」の解説
カンナビジオールは、THCのクリアランスを減少させ、THCの血漿濃度を適度に上昇させ、受容体に利用可能なTHCの量を増加させ、用量依存的にTHCの効果を助長するという前臨床的な証拠がある。それにもかかわらず、ヒトに関する証拠では、THC血漿レベルに対するCBDの有意な効果を示唆していない。 カンナビシオールは、シトクロムP450のCYP3AとCYP2C酵素を阻害する事によって、THCの効果持続時間を伸ばす可能性もある[信頼性要検証]。カンナビジオールの製品であるエピディオレックスの治験では、他の抗てんかん薬との相互作用は、クロバザムを除き血中濃度の変化は許容範囲内であった。 カンナビジオールを代謝できる酵素は、CYP1A1(英語版)、CYP1A2、CYP2C9(英語版)、CYP2C19、CYP2D6、CYP3A4、CYP3A5(英語版)である。
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