蓑脇の時水
●寄りみち | 武生市味真野地区の蓑脇町に、標高611メートルの大平山がある。この山には頂上が二つあり、北向きの谷間は、木呂谷と呼ばれている。その中腹に、洞孔の奥の亀裂から、ほぼ60分間隔で、最高200�Pの水が吹き出している間歇冷泉が存在する。 水量は季節や降雨などに関係なくほぼ一定し、最高噴出水位から50分ほど経つと、最低水位となり、止まることはない。 最高水位に近くなると、下流の滝の音が大きくなり、昔、山で仕事をしている人たちが、この音を時計がわりにしたことから、「蓑脇の時水」と呼ばれた。間歇の原理は定かではないが、地元の人たちは、この不思議な自然現象を大切に守り伝えている。 |
列車・バス=JR武生駅から五分市方面へのバスで30分、蓑脇下車。そこから徒歩50分。 |
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