茎袋とは? わかりやすく解説

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茎袋

読み方:きょうたい

  1. 薄き皮にて造り陰茎の袋を云ふ。今のルーデーサツクの如き物、紐付にて根本括りつけしなり。文政十年頃の版行鑑定すべき『閨中女悦笑道具』と題号せる小摺物(四)に其図を描きて「革形、茎袋と云、茎袋は薄き唐革にて作り蛮名リユルサツクといふ淫汁を玉門の中へ漏らさぬための具に懐胎せぬ用意なり」とあり。ルーデーは独逸語男根なりと聞くに、蛮名リユルサツクとは奇とすべし。其頃和蘭人の輸入せしものならん。革形の名称は『花紋天の浮橋』にも記せり。ゴム薄膜のルーデーサツクは明治四、五年頃初め舶来せしなり。明治七年の『東京開化繁昌記』に、防瘡袋(ルーデーサツク)とあり。又拉第薩克(ルーテサツク)(訳日防瘡袋)とあり。
  2. 茎袋。薄皮にて造り陰茎の袋。今のルーデサツク如きものにして紐付きなれば陽根にくくりつけ用ふるなり。文政十年版「閨中女悦笑道具」に其図と共に革形、茎袋といふ、茎袋は薄き唐革にて造り蛮名リユルサツクといふ、淫汁を玉門の中へ洩さぬ為の具に懐胎せぬ用意なり」とあり。
  3. 支那にいふ風流如意袋なり、コンドームのこと。
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コンドーム

(茎袋 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/05 08:10 UTC 版)

コンドーム: Condom[注 1])は、ゴムラテックス)やポリウレタンの薄膜でできた避妊具である。性交時に勃起した陰茎に被せることで、陰茎を膣内に挿入した状態で射精しても精液をコンドーム内に留め、膣内に流れ出させないことで卵子との接触を阻害し、避妊を達成させる。俗に「ゴム[1]や「スキン」(オカモトブランド・スキンレス・スキンから)とも呼ばれる。かつては、ルーデサック衛生サックとも呼ばれた[2]




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