茎(地下茎)に由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 02:01 UTC 版)
鱗茎(りんけい、scaly bulb, bulb) 短い地下茎に、栄養分を貯めた葉が密生したもの。園芸でいう「球根」の多くは鱗茎である。例:ニンニク、ユリなどユリ科植物。ただし、タマネギの鱗茎は成長過程で一時的に休止しているもので、栄養生殖ではない。 塊茎(かいけい、tuber) 伸びた地下茎の先端が栄養分を溜め肥大したもの。例:ジャガイモ、シクラメン 球茎(きゅうけい、corm, soid corm) 地下茎の基部が栄養分を貯めて球状になったもの。例:サトイモ、クワイ、グラジオラス 根茎(こんけい、rhizome, rootstalk) 水平方向に伸びた地下茎が肥大化したもの。例:ハス、タケ、タケニグサ 水平に伸びつづけるが、肥大はせずに節々から地上へ芽を出す。ドクダミ、ハンゲショウ ランナー(runner) 匍匐枝(ほふくし)、走出枝(そうしゅつし)とも言う。地上に伸びるが地下茎の一種。例:シダ植物の一部、イチゴ、ユキノシタ
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