苗穂町とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 地名 > 苗穂町の意味・解説 

苗穂町

読み方:ナエボチョウ(naebochou)

所在 北海道札幌市東区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒065-0043  北海道札幌市東区苗穂町

苗穂町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 08:57 UTC 版)

日本 > 北海道 > 札幌市 > 東区 > 苗穂町
苗穂町
苗穂町
苗穂町の位置
北緯43度04分21秒 東経141度23分7.2秒 / 北緯43.07250度 東経141.385333度 / 43.07250; 141.385333
日本
都道府県 北海道
市町村 札幌市
行政区 東区
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
065-0043
市外局番 011[1]
ナンバープレート 札幌
テンプレートを表示

苗穂町(なえぼちょう)は、北海道札幌市東区の地名。

行政上の地名としての「苗穂町」はおおむね三角形に近い形状をしており、函館本線豊平川が南辺、苗穂丘珠通と苗穂通が北西辺、北13条北郷通が北東辺をなす。

広義の「苗穂」はより広範囲を指し、苗穂町に隣接して東苗穂地区があるほか、西側の条丁目地区内にも苗穂駅札幌市立苗穂小学校などの地名を冠した施設が見受けられる。

歴史

語源はアイヌ語で「小さな川」を意味する「ナイ・ポ」であり[2]、かつてはその名が示すとおりメム(湧水)や小河川が無数にある低湿地帯であった[3]

1870年(明治3年)、山形県酒田新潟県柏崎から188戸が入植し、その年の干支が庚午(かのえうま)であったところから部落名を「庚午一の村」とした[3]。翌1871年(明治4年)、岩村通俊判官の命により「苗穂村」と改名した[3]

小村だった苗穂は、1889年(明治22年)ごろに東橋が豊平川に架けられたことを契機に急激に発展[4]1910年(明治43年)には鉄道院(当時。後に国鉄を経て現在のJR北海道苗穂工場付近が札幌区に編入され、1934年(昭和9年)4月1日には雪印乳業(現在の雪印メグミルク)付近が札幌市に編入された[4]

施設

脚注

注釈

  1. ^ 本社は東京都新宿区四谷本塩町。本店・本社共に旧・雪印乳業時代から変わっていない。

出典

  1. ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 1. 2016年5月4日閲覧。
  2. ^ 『札幌地名考』pp.60 - 61
  3. ^ a b c 『札幌地名考』p.60
  4. ^ a b 『札幌地名考』p.61

参考文献

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「苗穂町」の関連用語

苗穂町のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



苗穂町のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日本郵政株式会社日本郵政株式会社
Copyright (C) 2025 JAPAN POST SERVICE Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの苗穂町 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS