良い雰囲気の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 16:18 UTC 版)
「アメリカ合衆国の歴史 (1789-1849)」の記事における「良い雰囲気の時代」の解説
詳細は「ジェームズ・モンロー」、「好感情の時代」、「1816年大統領選挙」、および「1820年大統領選挙」を参照 第5代大統領ジェームズ・モンロー (任期:1817 - 1825)の時代は党派抗争が減ったために、「良い雰囲気の時代」と言われた。ある意味でこの言葉は活発な派閥や地域の摩擦の時機を隠蔽した。一方で、この言葉は国民政党としては崩壊した連邦党に代わって、民主共和党が政治的に勝利したことも示していた。 モンローは、1823年12月2日の議会演説で発せられたモンロー主義でおそらく良く知られている。アメリカは今後ヨーロッパからの植民地化と主権国家の事情に関する干渉を排除すべきとした。同時にアメリカはヨーロッパ列強やその植民地の戦争には干渉せず、アメリカ州の独立した国々に新たな植民地を作ることや干渉することは、アメリカ合衆国に対する敵対行動と見なすとも宣言した。 連邦主義者の退潮は大統領を選ぶ仕組みにも齟齬をきたし、短い「時代」の終りともなった。当時、各州の代議員が候補者を指名することができた。
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