艦内生活
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:14 UTC 版)
第二次世界大戦の最後の年に本艦に乗艦したJ・W・ホリデー上等水兵によれば、水兵たちはハンモックで睡眠をとったが、「とりわけ海が荒れている時は驚くほど快適だった」と語っている。ホリデーによると21歳以上の乗員に毎日ラム酒が配給されており、これを受け取るのが毎朝の日課だった。配給されたラム酒は水で割られたりして飲まれた。また、誕生日の水兵は、飲めなくなるまで全員からラム酒を分けてもらい、酔いつぶれた後は翌日までハンモックで寝続けても許された。 戦争が終わり帰国した彼らは、手を振る群衆に気前良く備蓄されていたオレンジやバナナといったものを放り投げた。こうした異国の果物は、祖国で自分たちを待っていてくれた友人や家族たちへ何よりの土産となった。
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