航空大隊創設とは? わかりやすく解説

航空大隊創設

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 14:24 UTC 版)

所沢陸軍飛行学校」の記事における「航空大隊創設」の解説

1914年大正3年)に勃発した第一次世界大戦航空隊臨時編成し8月より12月にかけて参戦した陸軍は、翌1915年大正4年12月常設部隊として所沢航空大隊創設した。これは飛行機運用飛行中隊気球中隊その他からなる大隊で、近衛師団長隷下交通兵団1915年1月交通旅団改編)に編入され従来気球隊廃止された。同大隊には実戦部隊としての任務のほかに、航空機に関する諸般研究操縦または偵察将校教育任務与えられた。それにしたがい操縦修業者および空中偵察修業者は、それまで気球隊かわって航空大隊入隊し教育を受けることとなった1917年大正6年8月陸軍は1個航空大隊増設発令し従来航空大隊航空第1大隊改称新大隊を航空第2大隊として所沢編成開始した航空第2大隊翌年11月岐阜県稲葉郡鵜沼村現在の各務原市東部)へ移転同地各務原陸軍演習場飛行場として使用した。さらに1918年大正7年)、航空第3大隊および航空4大隊の編成開始された。第3大隊滋賀県神崎郡御園村現在の東近江市中西部大隊所在地隣接町名をとり八日市通称された)、第4大隊は福岡県三井郡大刀洗村置かれ日本各地航空大隊飛行機操縦教育が行われた。その一方で飛行機部隊との差異が明らかとなった気球中隊1919年大正8年12月航空第1大隊から分離し、ふたたび独立した気球隊となった

※この「航空大隊創設」の解説は、「所沢陸軍飛行学校」の解説の一部です。
「航空大隊創設」を含む「所沢陸軍飛行学校」の記事については、「所沢陸軍飛行学校」の概要を参照ください。

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