自衛隊の被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 23:58 UTC 版)
「東日本大震災に対する自衛隊の対応」の記事における「自衛隊の被害」の解説
東日本大震災では、特に津波によって自衛隊施設にも被害が出ている。海岸地帯にある航空自衛隊松島基地は、津波により冠水し、所在の航空機28機(F-2B戦闘機18機、T-4練習機4機、U-125救難捜索機2機、UH-60J救難ヘリコプター4機)が水没した。また、陸上自衛隊多賀城駐屯地も冠水し、災害派遣の出動準備中であった車両13両が水没した。 人的被害として、自衛官3名が死亡している。 災害派遣活動中の第2特科連隊の50代男性・陸曹長。3月31日に体調不良を訴え、病院に搬送、4月2日に死去。 第9施設大隊の40代男性・1等陸曹。体調不良を訴え、病院に搬送、4月15日に死去。 宮城地方協力本部の隊員。避難所にて誘導中との連絡の後、行方不明。6月4日に遺体確認。
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