自著作からの表現流用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/26 23:28 UTC 版)
2012年11月5日に刊行された講談社X文庫ホワイトハート『愛し姫艶戯 春嵐の皇子に攫われて』において、自身の作品である、ティアラ文庫『韓なる花の恋がたり 暗行御史の花嫁』、『マリーナ・ロマンス 巫女と海賊』および『後宮恋夜 皇帝の溺愛』から登場人物の名前と口調を変えただけの同表現が見つかったことが判明。これを受けて同年11月14日に講談社X文庫ホワイトハート公式サイト上で謝罪。さらにシフォン文庫(集英社)から2012年12月に刊行予定だった『値札のついた花嫁 ルビーのシンデレラとエメラルドの伯爵』は刊行延期(事実上中止)となった。ただし、他人の作品からの流用ではなかったからか、問題となった『愛し姫艶戯 春嵐の皇子に攫われて』に関しては表現を修正した版を作った上で、交換を希望する読者に対しては交換に応じることを、版元の講談社は講談社X文庫ホワイトハート公式サイト上で明らかにした。また、ティアラ文庫やアズ・ホワイトから刊行予定だった新刊に関してはそのまま刊行された。さらに既刊作品に関しては絶版・回収する措置は取られなかった。 そして2012年12月26日付の本人のブログにて改めて謝罪した上で、執筆活動の謹慎を宣言し、事実上引退した。
※この「自著作からの表現流用」の解説は、「ゆきの飛鷹」の解説の一部です。
「自著作からの表現流用」を含む「ゆきの飛鷹」の記事については、「ゆきの飛鷹」の概要を参照ください。
- 自著作からの表現流用のページへのリンク