自由黨 (香港)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 自由黨 (香港)の意味・解説 

自由党 (香港)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/20 00:10 UTC 版)

香港政党
自由党
自由黨
(Liberal Party)
成立年月日 1993年
立法会
4 / 90   (4%)
2021年12月19日
区議会
5 / 458   (1%)
党員・党友数
363
政治的思想・立場 中道 - 中道右派
保守主義
自由保守主義
社会保守主義
古典的自由主義
自由放任
穏健親中共
テンプレートを表示
自由党
各種表記
繁体字 自由黨
簡体字 自由党
拼音 Zīyóudăng
英文 Liberal Party
テンプレートを表示

自由党(じゆうとう)は、企業経営者を中心に構成される香港政党である。党首は鍾国斌。

沿革と概要

前身は、啓聯資源中心(Co-operative Resources Centre)である。1991年の立法局選挙で民主派が圧勝したため、危機感を抱いた立法局や行政局の非官守議員(官僚ではない非民選議員)らが、1992年に啓聯資源中心を結成し、1993年に自由党へと発展解消した。

自由放任政策や、低い課税率の維持、被雇用者に厳しい労働政策を支持している。また、構成員には企業幹部や経営者が多く、中国本土の市場や経済に強い利害関心を持つ。そのため保守的かつ香港返還前当初の親英派から政治経済情勢の変化に対応して親中的な傾向が強い政党に変わった。民主化行政長官の直接選挙や、立法会の完全民選化)にも消極的である。

ただし、政府により非民選議員に任命された財界人が結成した政党であるため、政党組織は小さく、社会的な支持基盤がない。そのため、民選枠において議席を獲得することは難しい。現在でも職能団体からの選出枠に大きく依存している。2004年立法会選挙では10議席を獲得し、第2党となった。うち、民選枠は2議席、職能団体枠は9議席であった。民選枠における一般有権者の支持拡大にも努めているが、将来、立法会の全議席が直接選挙枠になれば、存続の危機に立つ可能性は高い。

行政への参画

田北俊が行政会議非官守議員であったが、基本法23条の法制化に関して政府と意見が合わないと表明し、2003年7月に辞任した。また、唐英年が一時離党の上、工商局長や財政司長を担当している。

外部リンク


「自由党 (香港)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「自由黨 (香港)」の関連用語

自由黨 (香港)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



自由黨 (香港)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの自由党 (香港) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS