自由都市イシュトヴァーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 13:39 UTC 版)
「トリニティ・ブラッド」の記事における「自由都市イシュトヴァーン」の解説
現在のブダペストに位置しハンガリー地方を治める独立都市国家。表向きは市議会が政治を行っているが実際は吸血鬼であるハンガリア侯ジュラ・カダールの支配下に置かれ(ハンガリア侯爵領)、市警軍など各機関もその配下となっていた。地政学的に教皇庁領と真人類帝国との境に位置し、人類圏にありながら吸血鬼が支配するという二重性から両者の緩衝帯となっており、教皇庁も見過ごすしかなかった。 ドナウ川をはさんで、西街区がジュラの領地、東街区が人間たちの居住エリアとなっていた。名称はイシュトヴァーン1世に由来すると思われるが、作中では暗黒時代にこの町を復興させた聖人の名とされている(おそらくジュラの先祖)。 血の丘(ヴェーレ・ヘジェン) ジュラの屋敷が存在する西街区の地名で市民にとっては圧政の象徴となっている。現在の「王宮の丘」(w:en:Gellért Hill)。 イシュトヴァーン市警軍 イシュトヴァーン市の警察組織で、軍隊の役割もかねている。実態はジュラの支配の尖兵で、市民に横暴の限りを尽くしてきた。 聖マーチャーシュ教会 エステルが預けられ、育った教会。実在のものとは異なり東街区に立っている。
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