自然保護・文化財保護
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 04:14 UTC 版)
バルヴェ市の重要な自然・文化の文化財は、市民感覚や、取り壊し・新築計画に対する抵抗によって保持されて来たもので、現在は文化財保護、自然保護の対象となっている。ヘネタールの岩の構造、バルヴェの洞窟、洞窟脇の庵、旧助任司祭館(「アルテンターゲスシュテッテ」)、古い歴史的な街道沿いの家屋(アルテス・ゲリヒト、ローゲルバーハウス)、ヴィルメス邸、リーゼ邸、代官所、教会の聖具室がそれである。一方、旧市庁舎、旅館「バーテ」(「ズンプフ」)、旧バルヴェ国民学校、ハウプト通りの入り口にあった特徴的なヘネ川の橋といった、都市景観を形作っていた建造物を解体から救うことはできなかった。 これを承けて、文化財保護と都市景観保持のために多彩な民間および公共主導の運動や貢献が行われた。バルヴェ市、メルキッシャー郡、聖ブラジウス教会組織の活動は模範的なものであった。たとえば、旧司祭館、「マウゾレウム」、旧女学校、アガータ像、ホフマイスター=プレッパー=ブルネンやその他の歴史的遺構の修復などである。これら修復や保存の多くは、多額の個人的な寄付による援助に助けられている。ホフマイスター=プレッパー=ブルネンの修復やアガータ像の保存などはその例である。教区教会の塔は、2010年に完全に修復され、荒廃前の姿となった。 単独の樹木(個別の植物)は、バルヴェでは自然保護の対象になっていない。教会広場の樹齢200年のセイヨウボダイジュ(アガータ像の近くにある)は2006年7月2日に強風による事故で倒れてしまった。 バルヴェ市内では以下の地域が自然保護の対象となっている: ボレンベルク アイスボルンの南に位置するレーエンのブナ林 バルヴェの東に位置するヴォックルムの城山 ヘネタール中流域 ヴォックルムの東に位置するオルレバッハタール
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