能美古墳群の中の秋常山1号墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 14:26 UTC 版)
「秋常山古墳群」の記事における「能美古墳群の中の秋常山1号墳」の解説
手取川下流南岸に広がる能美古墳群は西から寺井山(てらいやま)、末寺山(まつじやま)、和田山(わだやま)、秋常山、西山の5つの独立小丘よりなる。 秋常山1号墳は、寺井山・末寺山・和田山ブロックを離れ、秋常・西山ブロックで年代上初めて築造された古墳である。隔絶した規模は、先行古墳との関係性を見出すことが難しく、直続する大型古墳も認めない。ただし和田山5号墳は秋常山1号墳の間に系譜的つながりを認識して築造されたと推定できるとする。和田山5号墳は、秋常山と互いに見通せる和田山の西端に位置し、塊状をなす半ば独立した尾根一つを占め、後円部をともに北東方向に向けるなど秋常山1号墳の立地を踏襲し、秋常山2号墳と埋葬施設を共通にしていることからによる。
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