能楽研究者として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 06:12 UTC 版)
1953年東京文化財研究所芸能部文部技官となり、音楽舞踊研究室長、芸能部長。1964年表章との共編『謡曲集』により芸術選奨文部大臣賞受賞。1976年国立能楽堂設立準備専門調査会委員。 1976年から1984年まで東京芸術大学音楽学部楽理科教授。1984年沖縄県立芸術大学附属研究所教授、所長を務める。1983年紫綬褒章受章。1987年『能楽の研究』で日本演劇学会河竹賞受賞、1998年伝統文化ポーラ賞特別賞、2003年仏教伝道文化賞、2006年田辺尚雄賞、2007年エクソンモービル音楽賞受賞。ほかに法政大学能楽賞受賞。2011年文化功労者。 その他、東洋音楽学会会長、楽劇学会会長などを務める。表章とともに、戦後の謡曲・能楽研究をリードし、能楽師らとの協力のもとに、能楽をアカデミックな研究の対象として言説上で整理を行うほか、自ら演出も行った。 2012年6月20日、肺炎のために死去。95歳没。
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