能ワキ方
名称: | 能ワキ方 |
ふりがな: | のうわきかた |
芸能工芸区分: | 芸能 |
種別: | 能楽 |
認定区分: | 各個認定 |
指定年月日: | 1994.06.27(平成6.06.27) |
解除年月日: | |
指定要件: | |
備考: | |
解説文: | 能楽は、室町時代のはじめに大成されて今日に至っているが、当初シテ方の者がワキの役をも勤めていた。その後、ワキも専門の者が勤めることとなり、江戸時代からは、ワキ方とよばれるようになり、シテ方座付きの専属制度となったが、明治維新後にその制度が崩れ、今日はシテのどの流派の相手をも勤めるようになっている。 ワキは、多くは物語の展開をうながす受動的な役割を受け持つが、能の構成上不可欠な存在であり、その巧拙は舞台の密度を大きく左右する。 なお、ワキ方は、ワキ・ワキヅレ・ワキ後見を勤め、現在、ワキ方には、高安【たかやす】・福王【ふくおう】・下掛宝生【しもがかりほうしよう】の三流がある。 |
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