職 (律令制)
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職(しき)は律令制における官司の等級の一つである。
概要
職は寮や司と共に主に省(中務・宮内の二省)などのもとで事務を行う組織、また特別地域(京など)を統治する組織である。寮や司よりも格が高く上級機関に対してやや強い独立性を持っている。基本職員である四等官は大夫(長官)-亮(次官)-進(判官)-属(主典)と呼ばれる。
春宮坊は四等官の構成、官位相当などがまったく同じであることから職の一種と考えられている。
職は官位相当などによってさらに二等級は分類される。
職の一覧
- 大職:四等官の構成は大夫(従四位下)-亮(従五位下)-大進(従六位上)-少進(従六位下)-大属(正八位下)-少属(従八位上)
- 小職:四等官の構成は大夫(正五位上)-亮(従五位下)-大進(従六位下)-少進(正七位上)-大属(正八位下)-少属(従八位上)
- その他
※のち大職に昇格 注:京職と摂津職は特別地域の統治機構
関連項目
「職 (律令制)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は職を得ることができなかった.というのは40歳を超えていたからだ
- 汚職は現代政治の大きな悪弊だ
- 彼は新聞の広告に応募して職を得た
- 職業紹介所
- その職に10人の申し込みがあった
- 彼女は職を求めて7社に応募した
- 彼は教授職に任ぜられた
- 領事職
- 大使の職には重大な責任が伴う
- 警察には犯罪者を逮捕する職権がある
- 公職に就いていることを記す記章
- 彼は職務怠慢だと言って私をとがめた
- 彼女の職業はコンピュータの専門家だ
- 職業としては
- 市長は病気の妻の介護をするために辞職した
- 女性にとっての職業生活における可能性
- 職業軍人は概して民間人を軽んじる
- 彼女は職を変えた
- 担当職員
- 私はみずから好んで職を辞した
職_(律令制)と同じ種類の言葉
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