羽田空港アクセス線構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 07:42 UTC 版)
「東京臨海高速鉄道りんかい線」の記事における「羽田空港アクセス線構想」の解説
詳細は「羽田空港アクセス線」を参照 2000年(平成12年)、運輸省(現国土交通省)運輸政策審議会答申第18号において、「東京臨海高速鉄道臨海副都心線の建設及び羽田アクセス新線(仮称)の新設」として、東京テレポート駅から東京貨物ターミナル駅を経て東京国際空港に向かう路線がB路線(今後整備について検討すべき路線)として取り上げられ、「大崎方面からの直通ルートについても併せ検討する」としていた。 2013年から2014年にかけてJR東日本が発表した構想の中には「羽田空港アクセス改善」があり、2020年東京オリンピックを「きっかけ」(同社社長)として本路線を羽田空港アクセス線として活用する案が提示されている。 計画によると、休止中の東海道貨物線(大汐線)を活用し田町に接続する「東山手ルート」、東京貨物ターミナルから「東品川短絡線」を建設して品川シーサイド駅・大井町駅間で合流、大崎・新宿方面に直通する「西山手ルート」、東臨運輸区への回送線を複線化して品川埠頭分岐部信号場で合流、新木場方面に直通する「臨海部ルート」の3ルートを建設するとしている。 2016年4月、国土交通省交通政策審議会の東京圏における今後の都市鉄道のあり方に関する小委員会は答申第198号をまとめ、京葉線・りんかい線相互直通運転化と合わせて「国際競争力の強化に資する鉄道ネットワークのプロジェクト」に位置付けられた。
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