美徳の寓意とは? わかりやすく解説

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美徳の寓意

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 06:17 UTC 版)

美徳の寓意』(: Allegoria della Virtù, : Allégorie de la Vertu, : Allegory of Virtue)は、イタリアルネサンス期のパルマ派の画家コレッジョが1531年頃に制作した絵画である。テンペラ画。コレッジョの最晩年の作品の1つで、美徳の寓意としての知恵の女神アテナローマ神話ミネルヴァ)を描いており、対作品『悪徳の寓意』(Allegoria del Vizio)とともにイザベラ・デステの書斎を飾るために発注された。ゴンザーガ家リシュリュー枢機卿エバーハルト・ジャバッハフランス国王ルイ14世のコレクションを経て、現在はパリルーヴル美術館に所蔵されている[1][2][3][4]


  1. ^ a b ルチア・フォルナーリ・スキアンキ、p.76-77。
  2. ^ Allégorie de la Vertu”. ルーヴル美術館公式サイト. 2021年7月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h Allegoria della Virtù”. Correggio ART HOME. 2021年7月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e f Correggio”. Cavallini to Veronese. 2021年7月27日閲覧。
  5. ^ 京谷啓徳「ゴンザーガ家と聖血の聖遺物」『哲學年報』第76巻、九州大学大学院人文科学研究院、2017年3月、33-54頁、CRID 1390009224844118656doi:10.15017/1804159hdl:2324/1804159ISSN 0492-8199NAID 120006220581 
  6. ^ Peter Russell, Allegory of Virtue.
  7. ^ 百合草真理子「コレッジョの対作品と建築的要素の関係 : 《美徳の寓意》と《悪徳の寓意》に関する調査報告」『メタプティヒアカ : 名古屋大学大学院文学研究科教育研究推進室年報』第6巻、名古屋大学大学院文学研究科教育研究推進室、2012年2月、204-209頁、CRID 1390290699632874880doi:10.18999/meta.6.204hdl:2237/22740 
  8. ^ Allegoria della Virtù”. ドーリア・パンフィーリ美術館公式サイト. 2021年7月27日閲覧。


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