緊急着陸まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:15 UTC 版)
「エールフランス66便エンジン爆発事故」の記事における「緊急着陸まで」の解説
66便はパリを離陸してロサンゼルスに向かってグリーンランド上空を飛行していたが、グリーンランドのパーミュートから南東150キロメートル地点で突如、第4エンジン (一番右端のエンジン)が爆発、ファンハブとインテークが吹き飛んだ。66便はUTC 15時42分(現地時間12時42分)にカナダのグースベイ空港(英語版)に緊急着陸した。エンジン・アライアンス GP7000の爆発原因は現時点では不明とされている。エールフランスは、「4基のエンジンのうち1基が深刻な損傷を受けた」と発表した。 497人の乗客と24人の乗員には怪我はなかった。グースベイ空港は軍民共用で、66便の500人以上もの乗員・乗客に対応できる設備もなかったため、乗客は代替機が到着するまでA380から降りることはできなかった。代替機は1機で対応可能な自社機はなく自社777-300ERとチャーター機737で対応し翌10月1日朝に到着し、ウィニペグに着陸した後にロサンゼルスに向かった。 破損したエンジンの写真やビデオは、乗客などがソーシャルメディアに投稿したほか、緊急着陸の様子をとらえた動画も撮影された。
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