絹本墨画枯木図〈子庭祖柏筆/〉
主名称: | 絹本墨画枯木図〈子庭祖柏筆/〉 |
指定番号: | 1747 |
枝番: | 0 |
指定年月日: | 1976.06.05(昭和51.06.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | 清遠懐渭、用章廷俊、行中至仁及び仲銘克新の賛がある |
員数: | 2幅 |
時代区分: | 元 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 子庭祖柏は元時代末の禅僧で、詩文にすぐれ、水墨画も巧みであった。枯木や石菖蒲を得意としたその水墨画は江南の文雅の士に喜ばれ、わが国には室町時代に伝えられ高く評価された。本図は彼の最も得意とした枯木図で、筆法は雄健そのものであり、浙江出身らしい気質と作風を示し、元時代禅余水墨画のすぐれた遺品である。なお図上に賛をしている四人はいずれも子庭と同時代の著名な禅僧である。 |
- 絹本墨画枯木図のページへのリンク