絹本墨画柳燕図
| 主名称: | 絹本墨画柳燕図 |
| 指定番号: | 1655 |
| 枝番: | 0 |
| 指定年月日: | 1970.05.25(昭和45.05.25) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 絵画 |
| ト書: | |
| 員数: | 1幅 |
| 時代区分: | 南宋 |
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 本図は徳川家に襲蔵されてきたもので筆者を牧谿【もつけい】と伝えている。この筆者の伝承については徴すべき資料が無く、にわかに信じ得ぬが、風雨に靡【なび】く柳葉とその下を飛び去る燕の動的な構図や縦逸な表現には、非凡な画家を想起させるものがある。制作の時期はおそらく南宋末から元初と考えられ、水墨画全盛期における水墨花鳥画の一傑作といえるものである。ちなみに尾張徳川家に伝わったのは、元禄期に亜相光友卿が下賜されてからかとも考えられる。 |
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