絶対的年代測定法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/05 23:38 UTC 版)
主な絶対的年代測定法は以下の通りである。 測定法の種類対象資料の種類測定年代範囲(a.年)カリウム - アルゴン法 溶岩・火砕流堆積物 104-5×109 フィッショントラック法 凝灰岩・溶岩・火砕流堆積物・ガラス 103-3×109 放射性炭素年代測定 生物遺体 0-6×104 ウラン系列法 溶岩・火砕流堆積物・凝灰岩・化石骨・サンゴ・石灰質堆積物・深海底堆積物 104-3×105 熱ルミネッセンス法 凝灰岩・貝化石・土器 103-5×105 電子スピン共鳴法 鍾乳石・凝灰岩・断層・氷河 103-3×106 ラセミ化法 化石骨・微化石・貝 103-5×106 黒曜石水和層法 黒曜石 103-3×104 地球上には、時間の経過とともに一定の変化をする物質がある。このような物質の特性を利用して、変化の速度の定数を用いて絶対年代を測定するのが、絶対的年代測定法である。一般に理化学的年代測定と称されるものの多くは、この方法に含まれている。
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