結成から成功へ (1983年 - 1989年)
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ストライパーは当初、マイケル(ボーカル、ギター / 弟)とロバート(ドラム / 兄)のスウィート兄弟と、オズ・フォックス(ギター)を中心に「ROXX REGIME」というバンド名で活動していた。1983年にティム・ゲインズ(ベース)の加入後、バンド名をストライパー(Stryper)と改名し、翌1984年7月10日、デビューEP『The Yellow And Black Attack』をリリース。しかしボン・ジョヴィやラットらと同じカテゴリーのバンドとして世に出たため、「彼らは本物のクリスチャン・バンドではない」などの批判を浴びせられていた。 1985年3月15日、彼らは初のフル・アルバムである『ソルジャーズ・アンダー・コマンド』をリリースした。このアルバムは初のゴールド・ディスクに輝き、50万枚以上のセールスを記録した。この成功を受け、デビューEPの『The Yellow And Black Attack』をわずか2万枚の出荷を埋め合わせる意味も兼ねて、1986年8月11日に収録曲を増やしたアルバムとして再発することになった。 1986年10月24日、サード・アルバム『トゥ・ヘル・ウィズ・ザ・デヴィル』をリリース。これはプラチナム・ディスクを獲得し、「Calling On You」「Honestly」のヒットも手伝って、100万枚以上のセールスを記録。彼らの中で最も成功したアルバムというだけでなく、クリスチャン・メタル・バンドとして初の成功を収めるという偉業を達成した。「Honestly」は彼らの中でも最もよく知られた曲の一つである。しかしティム・ゲインズはこのアルバムのレコーディングには参加しておらず、アルバムのリリース前に脱退してしまう。後任にはマット・ヒューリッチが迎えられたが、ティムはその後バンドに再び戻り、ワールドツアーに参加している。 1988年7月28日、4thアルバム『イン・ゴッド・ウィ・トラスト』をリリース。このアルバムもゴールド・ディスクを獲得し、シングルカットした「Always There For You」が大ヒットした。しかしこのアルバムは以前にも増してポップなサウンドとなり、売れ線に走ったと批判された。前作同様、ティムはレコーディングには参加せず、ツアーには同行した。
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