経営譲渡と混乱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 10:20 UTC 版)
「リバーサイドモール」の記事における「経営譲渡と混乱」の解説
2010年9月にリオ横山HDから占い師の「海龍」へモール運営会社と施設が1万円で売却され、占いとエンターテイメントを基軸に改装される予定だった。パチンコ店・飲食店の一部は継続営業されるが、一部のファッション店舗はリオワールド真正(後のLCワールド本巣)に移転。娯楽施設やカプセルホテルなどが新設される予定であった。 しかし2011年3月24日から突如として臨時休業し、社長を務める海龍が地権者に対し「経営断念」を伝えていた事が判明。同年4月6日にはテナント誘致や管理を請け負う不動産管理業者「BIGDADDY」が、施設再開に向けて準備を進めていることが明らかになり、テナント誘致を進めて年内の本格オープンを目指すとしていた。 しかし、その後本巣市が上下水道料金、入湯税や固定資産税の滞納を理由に施設建物を差押えていた事が判明。地権者やテナントに対しても数億円の未払いが存在するが、海龍と連絡がつかない状態となる。地権者は現運営会社と旧運営会社(リオ横山HD関連会社)に対し土地返還や賃料支払いを求める民事訴訟を提起した。 この間にも、2012年5月25日にヤマダ電機が敷地内の一角へ新規出店するなどの動きがあったが、同年9月27日に建物の撤去・土地の明け渡しなどを求めた訴訟の和解が成立する。和解後も館北側に「リバーサイドモール」バス停が設置されているため敷地は閉鎖されていなかったが、2014年12月15日から敷地が立入禁止となるためバス停が敷地外の道路に移転している。「海龍リバーサイドモール」と改称した際はバス停留所の名称も変更になったが、臨時休業後しばらくして戻された。バス停の名称変更にはかなりの費用が掛かるが、岐阜乗合自動車(岐阜バス)は振り回され名称変更せざるを得なかった。
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