筋肉の出力とは? わかりやすく解説

筋肉の出力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 08:46 UTC 版)

怪力」の記事における「筋肉の出力」の解説

筋肉出せ出力はその断面積比例し1cm²につき、最大10kgの重量持ち上げる力が出る。成人男性筋肉断面積平均は約25cm²であり、計算上、片手で約250kg、両手で約500kgの重量持ち上げる事が可能だが、これは全力出せ場合の数値であり、通常リミッターによって約5分の1の力しか出ない火事など危機的状況下では、稀にリミッター筋骨傷めないための脳の抑制作用)を解除し普段の3倍から5倍の力が出る事がある。これが日本俗にいう「火事場の馬鹿力」である。ただし、必ずリミッター解けるわけではなく、また一時的な怪力であって状況左右される。。胴体や脚は大きな筋肉存在するため、通常時でも一時的であれば成人男性で約200kg、成人女性で約120kgと比較的高重量支えることができる。筋力トレーニング積んだ者では男性で約500kg、女性で約300kgの重量を担ぐことが可能であり、パワーリフターのズルーネス・ザビッカス(英語版)は640kgの重量担いで10フィートの距離を3秒87歩き世界記録認定された。 ただし、膝を曲げた状態からこれほどの重量持ち上げることは困難である(スクワット世界記録は500kgに達していない)。

※この「筋肉の出力」の解説は、「怪力」の解説の一部です。
「筋肉の出力」を含む「怪力」の記事については、「怪力」の概要を参照ください。

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