第7話 火礁海とは? わかりやすく解説

第7話 火礁海(アーラン・アーラン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:59 UTC 版)

人外魔境」の記事における「第7話 火礁海(アーラン・アーラン)」の解説

1922年スマトラ西海岸南緯3度附近小さな町モコ・モコ英語版)で、二人嬰児乳房をふくましていた狂女、ツンガイが保護された。嬰児片方女の子、もう片方男の子で、すでに死亡していた。だが、男子の方は全身を密毛におおわれており、のような頭をしていた。男子は「人類ならぬ人間(コチョ・ボチョ)」だと考えられた。ツンガイはパレンバン教師ヤッガースの召使だったが、誰の子ともわからぬ子を妊娠したまま身をくらまし近づく者を狂わすという「離魂(ウータン・サキジ)」を通ってモコ・モコにやってきたのだという。 ツンガイは、スマトラ島北端サバンにあるパスツール記念研究所附属癲狂院収容されていた。離魂攻略準備中サバン暗黒街冷やかし訪れた折竹と助手のナッケンは、そこでツンガイの娘ヴェミダに出くわす一方、折竹の探検隊一員で、ヤッガースの知り合いだった植物学者ファン・ブレーは、折竹に対し、ヴェミダはツンガイの娘ではない、コチョ・ボチョは実在しない離魂には何もいない、と謎めいた忠告告げる。 ヴェミダを連れ離魂攻略移った折竹たちだが、ファン・ブレーが印度大麻煙草(パング)の乱用による狂症(アモック)(英語版)を引き起こし人夫数名殺害して射殺された。折竹は離魂横断成功するが、コチョ・ボチョはついに発見できなかった。落胆した折竹だが、今度モコ・モコ西方500海里海中にある海底火山、「火礁海(アーラン・アーラン)」にコチョ・ボチョはいるのではないか、と疑い始める。 冒頭で、マレイ群島近年発見され怪物の例として、1912年コモド島発見された「地竜(プアヤダラ)」(コモドオオトカゲのこと)と、1938年に火礁海附近発見された「クラカント」(シーラカンス Coelacanth誤読。また実際発見地南アフリカである)が紹介されている。

※この「第7話 火礁海(アーラン・アーラン)」の解説は、「人外魔境」の解説の一部です。
「第7話 火礁海(アーラン・アーラン)」を含む「人外魔境」の記事については、「人外魔境」の概要を参照ください。

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