第582話 マルタの騎士(カヴァリエーレ) / 2018年7月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:32 UTC 版)
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地中海の島国、マルタ共和国。この国も、リーマンショックの混乱が尾を引き、経済が低迷していた。そこで政府は、マルタの市民権を売りに出す。ゴルゴ13は、実は以前からマルタに隠れ家を持っていて、投資家を装っていた。その立場を使って、ゴルゴ13はこの市民権を買う。一方、マルタの首相の個人的な顧問のベンクリーは、自分と首相のために不正蓄財を行なっていた。この市民権販売でも、口利き料をせしめる。ところが、ドイツの新聞社に、大規模な情報リークが提供される。ナパーム文書と呼ばれることになるこのリークで、マルタでの裏金の動きなども暴露される。マルタで一番著名なジャーナリストで、「マルタの騎士」と呼ばれている女性記者、カナリア・ガイヤルドは、この文書を駆使して、政権の腐敗を暴こうとするが、ベンクリーらによって爆殺される。さらに、この文書で、マルタで、ひそかに地上げが行われていることも明らかになる。地上げを行なっているのは、マルタでの領土回復を切望する、領土のない国、マルタ騎士団国であった。
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